宜城君は本当にルーベンスに会ったの?

 

 

最近ナンピョン(旦那)いハマってよく観ていたドラマ「サイムダン」
ご覧になりましたか~?久しぶりに「ザ・韓流」の二人の共演が観られて
嬉しかったです。

朝鮮時代に実在した人物である「師任堂:シン・サイムダン」を再解析し、
彼女の芸術と愛を描いたドラマでして、この時代には珍しい天才女流画家である
彼女のドラマは今までなかったのでみんな結構楽しみにしていたんでしょうね。

「イ・ヨンエ」さんの13年ぶりの復帰作!と言う華麗なタイトルに
「ソン・スンホン」さんとの共演でものすごい話題になってましたが残念ながら
視聴率は全然期待に応えられず、

イ・ヨンエさんにもかなり痛い作品になったらしいです 😥
タイムループの話なのが以外ではありましたが、そうなんだ~と、
あまり期待もしないで観てたら私は思ったより面白かったのですけどね~^^

韓国で時代劇と言うのはやはり本当の事実を元にして作るのが一般的なので
「宮」のようにファンタジー時代劇ではないかぎりその歴史をあまりにも歪曲して作ったりすると結構避難されてしまいます。

テレビの影響はやっぱり大きいですし実際、子供たちが観て間違えた情報を
本当だと覚えてしまう場合が多いんです 😯

ところで、
ドラマ「シン・サイダン」はどこまでが本当なの?
「シン・サイダン」は本当にいた人⇒ 
★「イギョム」は?⇒▲

ドラマではずっとイ・ヨンエさんのことを「サイムダン」と呼んでいましたが
師任堂:サイムダン」と言うのは名前ではなく「호:號:ホです。
名前は「シン・インソン」だと言われていますが、

実は歴史的な根拠はなく何処にも名前は知らされてないみたいですよ。

「號」と言うのは簡単に言うと「あなだ」でして
自分が好きな物とか、考え方などなんでも好きな言葉や意味をつけるので
何十個持ってる人もいるんです。
サイムダンもいくつかもっていたそうです。

韓国では「號」を三国時代から使い始め、朝鮮時代になってこの時代に学者たちの交流や手紙が一般的になって本名よりは今も文学、芸術などの一部の分野ではまだを使う伝統が残っていてを見るとその人の世界観や人生観が分かります~

ちなみに韓国では「サイムダン」とは言わず、名字をつけて「シンサイムダン」と呼ぶのが普通です。


実は「師任堂:サイムダン」は紙幣の顔になった初めての女性です。
しかも紙幣の中では一番高い50,000ウォン。

あ~~~~見たことある!!!ですよね~^^
今持ってる方!出してみて下さいね~^^
そして息子の「율곡 이이:栗谷 李珥」も紙幣のモデルになっていて

世界歴史で親子が一緒に紙幣のモデルになったのはこの親子が初めてだそうです。

え?息子ってもしかしてあの子???

そそ、この子この子~:-)
ドラマを観ながらなかなか賢いね~と思ったかた!
さすがです 🙂

将来韓国16世紀を代表するちょー有名な学者になったあの子 현룡()
「師任堂:サイムダン」の七人子供の中で三男でしてその業績は多すぎますし
凄すぎて簡単には言えないくらい多いです。

しかし、ドラマでは현룡()の兄弟は四人だったから

★「サインダン」の子供は四人⇒✖(七人)

あ!!イギョム!!w

さすが韓流一世代❤
今までずっとへえーソンスンホン??眉毛しか見えないじゃん~なんて
思ってきたのですが・・・
このドラマで初めて思いました。
ソン・スンホンオッパってこんなにかっこよかったのですね!!
(実は同級生wかっこよければみんなオッパw)
今まで本当にすみませんでしたっ!!><
私は時代劇に弱いんです・・・(;^_^A
あ、はいはい「イ・ギョム」

「イ・ギョ」は本当にいた人物ではありません。

正確にいいますと実際「イ・ギョム」と言う人はいましたが、
この「イ・ギョムは実際「サインダン」がいた時代の人ではないです。
ってか、あんなかっこいい人が現実にいたわけがない!w
ですが、
多分イギョムのモチーフになった人は実際いて「サインムダン」と同じ時代に
いた5歳上「이암:イアム」と言う画家です。
色んな絵を描きましたが特に動物の絵がすごかったそうです。

「이암:イアム」が書いた絵ビ・・ビグル??

あんな昔にこんなワンちゃんがいたんですね~
親子の犬がとてもかわいらしいです~❤
この時代に「サイムダン」と「이암:イアム」が本当に会ってたかどうかはしりませんが、
それより「이암:イアは本当にかっこよかったのかな~とか思ったりw

ドラマでこのシーンを見るとやっぱり「イギョム」は「イアム」をモデルに作られた人物なんだね~と思います

かっこいいからもう一枚~w
「イギョム」が虚構の人物なのでドラマで二人の話も残念ながら本当にあった話ではありません。

そもそも「師任堂:サイムダン」と言うのは名前ではありませんし「堂」はこの人が女性だったと言う事で後からつけられたものなので自分の事を「師任堂:サイムダン」と人に
紹介することはまずないです。

そしてそんなに自由に恋愛ができる時代でもありません。涙

★サインダンのお父さんは本当に殺されたの?⇒✖

[己卯士禍] と言う事件は本当にありましたがサイムダンのお父さんはその事件には
巻き込まれていないです。
ドラマではサイムダンが真似して書いた詩が悲劇の導火線になりましたが、
実際は全く違います。(説明が長いのでパス~w)

普通に人を殺してる怖いミン・チヒョンも女のジェラシーは怖すぎる!をよく見せてくれるフィウムダンも実際いた人ではありません。

★アンギョンの「 金剛山図」は本当にあるの?⇒✖

ドラマではアンギョンの描いた絵でイギョムとサイムダンをつなぐ重要なカギである「 金剛山図」は実際は存在していません。

안견 [安堅] は朝鮮時代に実際にいた画家でして朝鮮の中期までのほとんどの画家たちは
アンギョンの影響を受けてるとも言えるくれい朝鮮時代の

彼の画風は日本にも伝わって室町幕府時期の水墨画の発達にも大きい影響を与えたそうです。
彼の絵として伝わっている絵はいくつかありますが、正確にアンギョンの描いた絵として確定されたのはだけです。

ングルを作った세종대왕 [世宗大王]の三男、안평대군 「安平大君」がある日
夢を見てその話しを父세종대왕 [世宗大王]に話、アンギョンに描かせた絵で
あって単純に夢を見て描いた絵のようですが
その時の複雑な政治を背景に
三男である自分は俗をすて政治から離れ隠居し
王位のただの山水画ではなく王子の天命を含んだ絵です。

この絵にはその時代の悲劇な色々な話がありますがここで話すのは長いのでこれもパス~^^;;

現在この絵は日本の国宝に指定され「天理大学」が所蔵しているのですが保管上の理由でもう公開する計画はない、と言う事になってしまったので
はもう見ることは出来ない伝説の絵になってしまいました 🙁

ちなみに、
ドラマに出てるアンギョンの「 金剛山図」は韓国の有名な画伯
「ジャン・ビョンオン」さんがドラマのため描いた絵だそうです。

依頼をうけてアンギョンやアンギョンの影響を受けた色んな画家たちを研究して描いたそうでかなり大変な作業だったそうですよ~
「シン・サイムダン」はアンギョン死後100年が過ぎた時もアンギョンに
肩を並べる素晴らしい画家として歴史に残っています。

ここでちょっとだけ彼女の作品をみてみますか。

どうですか~^^
もちろん本物とは全然違うんですが^^;;

カラフルで生き生きしてとても素敵です。

★イギョムは本当にイタリアへ行ったの?⇒✖

ドラマの最後に宜城君、イギョムはインドからイタリアへ渡ります。
そこであの有名な「ピーテル・パウル・ルーベンス:Peter Paul Rubens」に会い、
「朝鮮男:韓服を着てる男」に描かれてる男性は宜城君、イギョムだろう~
と言うなかなか面白い話で終わりましたが、

宜城君、イギョムはそもそも本当にいた人物ではないのでもちろんこの絵の人は宜城君、イギョムではありません。

そして「サイムダン」がいた時代にまだルーベンスは生まれていません><

じゃ、この絵の人はだれだ~!

この人が韓国人と言う事は間違いありません。着ている服も韓国の服で間違いないです。

イタリアの商人「プランチェスコ カロレティ:Francesco Carletti」が書いた「私の世界一周記」によりますと壬辰倭亂の時、日本の捕虜だった男をプランチェスコ カロレティがローマに連れて行き、そこで「アントニオ コレア:Antonio Corea」と言う名前になったそうであの絵はルーベンスがその時ローマで「アントニオ コレア:Antonio Corea」に会い、彼を描いた絵だそうで、西洋人が描いた初めての東洋人だそうです。

1671年描かれたこの絵「朝鮮男:The Korean Man」は当時ヨーロッパで韓国人が紹介された画期的な事で、最初は「韓服を着ている男:A Man in Korean Costume」だったみたいです。

それからドローイングの最高オークション価(32万4千ポンド)で落札され美術館に所蔵される時に「朝鮮男:The Korean Manだと確認されたそうです。

「Peter Paul Rubens、The miracles of St.Francis Xavier」

ドラマで宜城君、イギョムがインドで会った聖フランシスコ・デ・ザビエルが
アジア宣教時起きた奇跡を描いたルーベンスの絵でこの絵にも黄色い服を着てる韓国人がいます(多分宜城君w)

本当にそうだったら素敵だね~と思うくらいなかなかいい展開の話だったと思います。

無駄に宜城君の写真をアップしまくってる・・・w
(ちがいます、ちがいます私はシソプオッパのファンです~w)


ドラマの内容と実際の歴史の内容は殆どが違うので色々言われたりもしたみたいですが、
ま~ファンタジーだと思って観たら結構面白い発想のドラマじゃない~と思いましたね~

天才画家だった「シン・サイムダン」はなぜか未だに「ずっと息子である「율곡 이이:栗谷 李珥」の母親として注目されてきましたがそれは學を背景にする時代に女性の才能が注目を浴びる事を喜んでなかった

人たちがその才能よりあんなすごい学者を育った素晴らしい母親なんだ!と言うその時の社会が
女性に求めてるところを浮き彫りにしたからなんです。
ですが、やっぱり彼女はその父親の願い通り素晴らしい芸術家として注目されるべきだと思います。ドラマでもある人の汚れたチマにブドウを描いてあげてそれがとても高い値段で売れた話がでますが、実際にあった話でして
サイムダンが描いた鳥や昆虫、植物の絵はあまりにもリアルで本物だと勘違いした鳥が食べようとしたこともあると言う話もあります~

彼女が生きていた時代は女性がこのように自分の才能を発揮する事はなかなか
難しい時代で外に出るのすら大変だった時代なのに
外に出ないと描けない山水画の大家で色んな教育まで受けたインテリだったってことは彼女がどれだけ家族に大事にされてきたかがよく分かります。

絵、書道、文学など色んな才能があった彼女をとても大事に育てた両親は娘が
結婚してただ誰かの嫁、誰かの母で終わる事をもったいないと思ったんですよね。

なので、結婚相手も彼女の才能を生かしてくれることができる人を選んだんです。

相手の家が凄すぎたら娘の才能を認めてくれる事は出来ないだろうし

逆にあまりにも大変な家系だったら娘が生活だけにもいっぱいいっぱいで才能を生かす事は出来ないから
いろいろ考えて選んだ相手が

←この旦那^^


なのでサイムダンは結婚して20年くらいずっと実家で暮らしながら
自分の父と母、
そして夫の支えと協力の上で芸術活動ができたんです。
だからドラマでのサイムダンみたいに大変な暮らしをして苦労したってのは実は本当の話ではありません。

そしてその時代の他の女性のように控えめが美徳だって風に育てられていないので正確も考え方も割と自由だったそうです。
言いたい事はちゃんと言うし、夫にも忠告を普通にしていたので
多分その時代のとは少し距離があったと思います。

なかなか政界に出られず試験に落ちるばかりの夫を厳しく叩いてずっと
勉強をさせましたが結局夫は試験に合格する事はできなかったですが・・(;^_^A

長年自分の実家とサイダンの実家を行ったり来たりしながら生活をしていた
夫は他に女ができその女と暮らし始めます。
(これはドラマと一緒でその女はかなり乱暴な性格だったみたいです。)

一生母しか知らなかった自分の父を見て育ったサイダンは
かなり精神的なショックを受け、
夫婦関係は円満ではなかったそうです~
その時代は一夫多妻時代だったのでそんなにいけない事ではなかったんですが
とにかくサインダンは夫にもし自分が先に死んでも絶対再婚はしないで!
言ったそうですが夫はサイダンが死んでからすぐ再婚をします 👿

夫との関係はすごくよかったとは言えませんが、

4男3女の子供をみんなを立派に育った
(みんながそれぞれ大学者、画家、作家で活躍をし、
そして謙虚で親孝行する立派な人たち)彼女の教育は本当に素晴らしく
今もその教育観は見習うべきだと言われています。

今もサイムダンは良妻賢母のイメージで控えめで従順的な女性の代表として
評価されていますが、
彼女は良い妻で良い母親でありながら自分の人生を
情熱に生きた芸術家でありながら時代のリーダーとして再び再評価されるべきの人だと思います~

実際の話とドラマの話は大分違いましたが
それにしてもとても素敵な話だったと思います。
久しぶりに時代劇をみて綺麗な韓服を見るのもとても楽しかったです~
今度、韓国に行ったらちゃんともう一回シン・サイムダンの絵をみに
行ってみようと思います~♬

You Might Also Like

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA