韓国の「明太」って名前が沢山あるの?

最近よく観ている韓国の料理番組があるんですが、
この夏、韓国も異常に暑かったのでみんな食欲を失って元気がないらしく
なくなった食欲をと元気を取り戻せる料理ばかり作ってるんです。

その一つがは「コダリチム」と言う料理です。
父が大好きなので、私も韓国に行くと父とよく食べに行ったりするんですが、
まさか、これをお家でも簡単に作れるとは全く思えなかったです。
ちょうどこの前行った時も父と二人で食べて来たので
もう少し早くこの番組がってたら
あの時作ってみたのに~と思いました。涙
残念~

写真のメインの料理が「コダリチム」です。
見てるだけでご飯、食べたくなりますよね 🙂

ところで
コダリってなに?

コダリは「スケトウダラの生干し」のことです。
「スケトウダラ」は「タラ」科の魚なんですが、実はタラとは少し違うみたいです。
日本では「明太」の方が聞きなれてると思います。

 

このお魚は名前を沢山持っていまして
小さい時は全く違う魚だと思いました。
「コダリ」もその名前の一つです。

「명태:ミョンテ:明太:スケトウダラ」

この「明太」と言う魚は韓国ではとてもよくみられる魚でして
栄養はもちろん味も美味しいので昔から韓国人の食卓には欠かせない食材の一つです。

昔は魚の保存がなかなか難しかったんでしょうね。

なのでこの「明太」はその取り方や保存方法によって全部違う名前で呼ばれるようになったそうです。
また地域によってもそれぞれの名前があるので本当に何十個の名前で呼ばれてるんですが、
基本は全部「明太」です。

そもそも「명태:ミョンテ:明太」はなんで明太なの?

1871年の記録によりますと「明川(今は北朝鮮の方)」に住んでいた漁師が,
ある魚を取って今で言うと
道知事に差し上げたらその道知事がそれを食べて
あまりにも美味しかったから
どんな魚か人に聞いたら誰もその名前を知らなかったそうで
「太」氏の漁師が釣ったから「明川の太氏が釣った魚」と言うことで「明太」になったそうです。

今は「고성:高城:ゴソン」の明太が韓国では一番有名です。


「생태:センテ:生太」

 

「センテ」は取り立ての生きてる明太のことです。
食堂で売ってる「생태탕:センテタン」「생태찌개:センテチゲ」
この魚の鍋料理のことでそれは生きてる魚料理なのでから中では一番高いです。

一般的に「생태탕:センテタン」「생태찌개:センテチゲ」は↑↑↑の感じですが、

↑↑こんな感じで辛くないあっさりした味の「생태지리:センテジリ」
あります。どっちも美味しいですよ^^


「동태:ドンテ:凍太」

そして一番よくみられるのは「동태:ドンテ」
明太を凍らせたら「동태:ドンテ:凍太」です。
冬に取って凍らせるか-40℃以下で急冷凍します。
もちろん生の生太よりは新鮮度は落ちますが、お手頃な値段で保管もしやすいので中では一番定番な感じです。
魚の身がしっかりして少しパサパサしてる食感が特徴でセンテと同じく鍋料理によく使います。

「동태찌개:ドンテチゲ」
やわらかい身のセンテと違って少しパサパサしてる食感がありますが、
それが好きでセンテよりドンテが好きな人も結構います。
センテより手ごろな値段で楽しめますよ^^


「황태:ファンテ:黄太」

明太の内臓を取ってから冬、雪に触れて凍り、また日差しで溶け、
凍ったり溶けたりを繰り返して
乾燥させた明太のことを「황태:ファンテ:黄太」と言います。
凍ったり溶けたりを繰り返すと明太の身がふわっとして色が黄金色に変わるので
「黄太」です。

コシのある身と深い味が特徴。
でも温かくて、ちゃんと凍らないまま乾燥されると色が黄金色ではなく黒色になるのですが、それは「먹태:モックテ:墨太」と言います。
「먹태:モックテ:墨太」は最近居酒屋で人気なおつまみですよ~

 

逆に白くなってしまったのは「백태:ベクテ:白太」と言いましてモクテもベクテもファンテに比べると商品価値は落ちます。

ファンテはタンパク質の比率が一番高い食材ですして普通高タンパク質だと鳥の胸肉とか、卵などを考えますが、
実は「黄太」はそれをはるかに超えるタンパク質が含まれてるので(ファンテ100g /たんぱく含量80g, 鳥の胸肉100g /20~23g)立派なお料理にもなりますし、もちろんおやつやおつまみとしてもとても人気のある食材です。


「황태구이:ファンテグイ:黄太焼き」「황태찜:ファンテチム:黄太チム」


「먹태구이:モクテグイ:モクテ焼き」


「북어:ブゴ:北魚」

もともと(明太が)北のほうの海でよく取れたので北魚と呼ばれてるそうです。
しっかり乾燥させた明太のことを「북어:ブゴ:北魚」と言います。

乾燥物と言うことではファンテとの似てますがファンテは山や高原地帯で干し、


ブゴは海岸で海風で干します。

アミノ酸がとても豊富なので日本でも有名な「북어국:ぶごぐっく:ブゴスープ」二日酔いには一番の料理ですよ~^^


「코다리:コダリ」

明太の色んな名前の中で雄一「~テ」が付かない「コダリ」は
鼻「코:コ」に穴をあけて(だからコダリ)冬の風に半乾燥させたセンテのことです。
独特な香りがあり、もちっとした食感が一品な上に脂肪が少ないので老若男女
誰もが食べやすい食材です。

「코다리:コダリ」
半乾燥なのでもちっとした食感が楽しめます。

コダリ料理は煮物が多いです~


「노가리:ノガリ:スケトウダラの幼魚の干物」

2~3年の子供の明太は「ノガリ」と言います。

明太の子(明太子じゃないです)をブゴのように干したものでやや黄色いです。

    

香ばしい味がビールによく合うのでおつまみとしてとても愛されてますよ。
硬くなるので少しだけ焼いてゴチュジャンかマヨネーズにつけて食べるととても美味しいんです。
私もこのノガリが大好きで、ノガリが食べたくてビールを飲んでるのか、
ビールが飲みたくてノガリを食べてるのかよく分かりません^^
韓国でビールを飲みにいかれましたらぜひ!


本当に同じ魚なのに名前が沢山ありますよね~

ここまででもえ~多いねと思いますが、
これ以外にも他の名前を沢山持っるんです。
それほど昔から韓国人に愛されてきた魚と言うことなんでしょうね
生のままか、乾物か、冷凍かそれぞれ色んな味が楽しめます。

栄養たっぷりで美味しい明太!
保管方法によって名前も、味も全く違います。
どれが一番美味しそうでしょうか~
生か、乾燥か、半乾燥か、冷凍か~
韓国に行かれましたらこの中でどれか、
召し上がってみるのも
いいかもしれませんね~^^

ぜひ!^^

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